豊穣な美しさで大人気な伏見稲荷大社の千本鳥居
京都の伏見稲荷大社が、トリップアドバイザーで外国人に人気の観光スポット1位になって、さらに知名度を上げました。お稲荷さんとして古くから親しまれてきた稲荷神社の総本山。中でも千本鳥居は外国人・日本人とわず観光客に大人気。
伏見稲荷は、渡来人の末裔、秦氏の氏神として五穀豊穣を願う神社です。
千本鳥居・おもかる石をはじめとした神秘的なスポットがたくさんあることから、近年、外国人に大人気。
伏見稲荷大社の伝承
◆本宮祭:京都の伏見稲荷大社
お稲荷さんの伝承はいくつかあり、前述の朝鮮半島から稲作技術を持ってきた秦氏が、稲作を広めるにあたり、狐を稲の神の使いとしたと言う説。
もう一つは、稲を守る神様として、「稲(い)生(な)り」が稲荷に変わったという説。そして、ネズミを食べる狐が稲の守り神になったという話。
美しい朱色は魔物を退治する色。鳥居奉納は、大きさ・場所等にもよりますが、17.5万円から受付可能になっています。
元来、稲荷の鳥居は社殿と同じく「稲荷塗」といわれ、朱をもって彩色するのが慣習となっています。
この「あけ」という言葉は、赤・明・茜など、すべてに明るい希望の気持ちをその語感にもち、その色はまた生命・大地・生産の力をもって稲荷大神様の“みたま”の働きとする強烈な信仰が宿っています。千本鳥居の朱色
伏見稲荷大社、真剣に回るとかなり広いのでご注意ください。