阿闍梨餅を買った

迷ったら、満月の【阿闍梨餅】を京土産に選べば間違いない!

京都旅行のお土産に、何を選ぶか迷ったらこれというお菓子の一つが「阿闍梨餅」。これを持っていけば、ほとんどの方に喜んでもらえます。

京都人が自信を持って、お勧めできるお菓子。

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阿闍梨餅はあんがぎっしりのお菓子

阿闍梨餅本舗の「満月」が作っている昔からの和菓子。近年、非常に人気が高くなり、シーズンによっては売り切れることも多い人気っぷり。
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外見は小さいどら焼きのような形。一度食べるとびっくり。どら焼き・八つ橋・バームクーヘンを買っている場合ではないと、次回のお土産に頼まれることもしばしば。

阿闍梨餅を食べる

天台宗の本場、京都の東北にある比叡山で修業をする阿闍梨様の網代傘をかたどった形から阿闍梨餅と言われるこのお菓子の破壊力はハンパではありません。

丹波の大納言小豆不作で品切れ

丹波大納言小豆の粒あんを秘伝の餅で包んで焼き上げた和菓子。もち米や卵を含んだ餅はふかふかと柔らかい食感。粒あんも甘すぎない絶妙なバランスで、思わず「ウマい!」と声を上げてしまいます。もっちりとあっさりのコンビネーションこそが絶品の秘訣。

素材にこだわりを持っており、平成28年度(2016年度)の丹波産大納言小豆が大凶作のため、水曜日が定休日になってしまいました。近年、不作の続く丹波産の大納言小豆。阿闍梨餅以外にも影響を与えているお店は数多くあり、残念です。京都への観光客は非常に増えているため、外国人の方にも本当の粒あんのうまさを味わってファンになってもらいたいもの。

阿闍梨餅定休日の看板

実際、清水の産寧坂では余裕で買えたものの、京都駅ではあちこちで売り切れ続出でした。

小豆の値段、先物市場でも2016年に入ってから急上昇。

◆出典 フジフューチャーズ:東京小豆の月足ローソク足

小豆の値段

満月のこだわり

江戸末期の安政三年に創業した満月。初代彌右衛門さんが出町橋東詰に店を構えたのが最初。

一種類の餡で一種類の菓子しかつくらないを基本方針。~餡もまた、その菓子のためだけに素材を吟味し、割り付けや加工技法をこだわり抜いて作るものだからです。多くの菓子を作るより、ひとつひとつの菓子にこだわりたい

実際、作っているお菓子は、「阿闍梨餅」「京納言」「満月」「最中」と4種類だけ。先代は職人肌で人を使うのが苦手。多くの職人を使いたくない(使えない)ということも背景にあったようです。

●産寧坂の満月直営店【京都清水】

満月の看板

阿闍梨餅の賞味期限は5日間

賞味期限は製造日より5日間と少し短いので、自宅や会社へのお土産に最適。食べなれた人は、焼いて食べても美味しいと言います。私は、焼いて食べたことがありません。もったいなくて・・・

阿闍梨餅を買える場所

有名で美味しい和菓子だと広まり、現在は、あちこちで買えるようになりました。京都市内の大手百貨店だとほとんど置いてありますし、JR京都駅にはたくさん売り場があります。大阪や東京でも買えるようになりました。どこでも買えると有難味が薄れて、ちょっと残念な気もします、

  • 金閣寺店 (直営)
  • 清水産寧坂店 (直営)
  • ジェイアール京都伊勢丹
  • 京都駅新幹線改札内 舞妓店
  • 阪急うめだ本店(大阪)
  • 三越日本橋店(東京)

満月:阿闍梨餅本舗の公式サイトより

お土産に選んで間違いないので、初めての方は、自宅用・会社用にお持ち帰りください!

 


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