小倉百人一首の和歌一覧と小話
100人の歌人の和歌を一首ずつ選んで作った和歌集です。藤原定家が京都の小倉山で選んだのが小倉百人一首で、かるたとして利用されています。
千早ふるという漫画の題材になっているのが、この小倉百人一首です。
毎年、滋賀県大津の近江神宮でかるたの名人位・クイーン位決定戦が行われます。
名人になるとそのスピードは、クイズ王決定戦以上です。
百人一首の代表的な和歌
●蝉丸:これやこの行くも帰るも別れては知るも知らぬも逢坂(あふさか)の関
坊主めくりでお馴染みの蝉丸の歌です。
●在原業平朝臣:千早(ちはや)ぶる神代(かみよ)もきかず龍田川(たつたがは)からくれなゐに 水くくるとは
千早ふるの主人公「千早」の名前がついている和歌で、からくれない=唐紅色のことです。(日本の伝統色)
●天智天皇:秋の田のかりほの庵のとまをあらみ 我がころも手は露にぬれつつ
鎌足とともにクーデーターを起こし、大化の改新を進めた天皇です。前半生に比べて後半生は謎が多く秘められています。
長岡京の小倉山荘
京都のせんべいやおかき専門のお店「小倉山荘」では、百人一首の全和歌を紹介しています。
和歌や作者だけてなくちょっとしたうんちくを掲載していますので、和歌の背景を知るのにちょうどいい内容です。
小倉山荘の百人一首講座(全和歌一覧)と百人一首アラカルタ(小話)
もちろん、おかきやせんべいをはじめとした和菓子のおしゃれで美味しいものばかり揃っています。
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